2024年3月30日、クロダイの釣果
クロダイ43㎝、31㎝。
2週連続ボーズは何とか回避。
それでも、この貧果は、ちょっと残念…。
次回、ガンバロー。
釣行前にチェック
潮周りは、中潮。
6時41分、満潮、10時1分、干潮、16時15分、満潮。
釣りをしている時間は、潮が動いて良いかも。
予想天気図では、北海道に、がっつり低気圧があるので、南西風が強そう。
天気予報は、晴れ。
風は、西南西3mか4m。
気温は、15℃まで上がる予報で、暖かくなりそう。
この日の作戦
この日は、島田渡船さんでボート釣りを選択。
先週は、チヌ釣りで、久しぶりの丸ボーズ。
ブログを振り返ると、ボーズは、2023年1月7日以来で、
1年ちょっとぶりの悲劇。
島田さんからは、以下、ダメ出しされてしまった。
・カセでオキアミで釣っている人の釣果は良くない。
・オキアミのウキ釣りで、岸から投げて、クロダイ19尾釣った人が二人いた。
・去年と今年は違う。地震の影響があるかも。
・考えないで同じことをしていたら釣れない。引き出しから色々出さないとダメ。
などなど。
指摘してくれるのは、ありがたいこと。
で、ここ最近、自分が思っているよりも、魚の活性が低いようなので
七尾湾情報の海水温を調べると、
北湾水温は、
去年の青線は、2月が底で、3月から水温上昇。
今年の赤線は、2月より、3月が更に水温低下。
西湾水温も、同様な傾向。
すなわち、今年と去年とで、海水温の傾向が違っていて、
去年は、2月で水温が下がりきって、3月には水温が上昇傾向だったが、
今年は、2月より3月の方が、更に水温が下がり続けている。
また、最近の釣りを振り返ると、アタリは、牡蠣貝の底。
牡蠣貝から遠く離れると、アタリがなくなる。
これらの状況を考えると、
今年の3月は、まだ海底の水温が低い。
そのため魚は牡蠣貝の底で、じっとしていると考えられる。
一方、かけ上がりでは、水深が浅く、
日光や気温の影響を受けて、水温が上昇しやすい。
だから、岸からウキを投げて釣るポイントでは釣れていると考えられる。
釣り方に関しては、
これまで、去年の延長で、全層沈め釣りで、ウキを沈めて釣ってきたが、
サシエを沈める途中で食ってくるような状況は少なく、
結局は、底で食ってくる。
とすれば、以下が考えられる。
・ゆっくりサシエを沈めていく全層沈め釣りでは効率が悪い。
・半遊動仕掛けでサシエを一気に底に沈める方が効率が良い。
以上の考察から、まとめると、
・狙いは、1.牡蠣貝の底、2.かけ上がり
・釣り方は、半遊動仕掛けの底釣り
以上が、この日の作戦。
実釣記録
ポイント
6時5分、出発。穏やかな海でボートを漕ぐ。
6時13分、ポイント到着。
先ずは、牡蠣貝の近くにアンカーを沈めた。
エサ
マキエは、いつもの通り、オキアミ、アミ、チヌパワー日本海。
オキアミ半角、アミ半角、チヌパワー日本海1袋。
これで、前半分、後半分。
6時28分、ボートの周りにマキエ開始。
タックル
竿は、がま磯マスターモデル2チヌ L-50。
リールは、ダイワタトゥーラSV TW。
道糸は、シマノピットブル8 0.8号。
ウキは、松三郎Ⅱ 1号。半遊動仕掛けを試す。
ハリスは、先発シーガーグランドマックス1号。
海水温
海底の水温は、10℃。
海面の水温は、9.5℃。
先週の水温が、海底8.5℃、海面8.5℃だったので
少しだけ水温が上がったようだ。
実釣
7時1分、オキアミをサシエにして釣り開始。
ウキ止めを底に合わせて、一気に沈めて
底を探るが、全くアタリなし。
7時45分、ボートを浮き玉にくっつけた。
牡蠣貝の近くを攻めようと思って。
ここでも、全くアタリなし。
ただ、よく見ると、ウキ玉の下に牡蠣貝がぶら下がっていない。
よく見ないとダメ。
朝の貴重な時間をムダにしてしまった。
この場所はダメ。場所移動。
8時56分、牡蠣上げ作業している場所に移動。
作業の邪魔にならない場所にボートを固定。
魚の活性が高いだろうからハリスを、
シーガーグランドマックスFX1.2号に太くする。
ウキも変更。
いつもの全層沈め釣りに戻した。
ウキは、釣研プログレスチヌ ハイグレードS-4。
9時47分、チヌ43cm。
牡蠣貝で切られないように竿の向きに注意しながら
慎重にやり取りして、何とかゲット。
ボーズにならなくて、ひと安心。
10時、引き続き、クロダイ31cm。
11時14分、チンタ。
12時20分、チンタ。
12時53分、アタリがないので、場所移動。
今度は、かけ上がりを探ろうと、岸に近いところにアンカーを沈めた。
12時54分、ボートの周りにマキエ。
上から下までくまなく探るがアタリなし。
後で水深を測ると、このポイント、実は、かけ上がりどころか、
海底が凹んでいて、少し深くなっていた。
もっと岸に接近しなければならなかったのだ。
反省。
15時、納竿。
2週連続ボーズは何とか回避。
それでも、この貧果は、ちょっと残念…。
次回、ガンバロー。
この日の振り返り
3月の水温を去年と比較
ブログで過去の水温を振り返ると
2023年は、
3月4日、海面9.6℃、海底10℃、
3月11日、海面11.2℃、海底11.8℃、
3月18日、海面11.4℃、海底11.2℃、
3月21日、海面11.8℃℃、海底11.2℃、
3月25日、海面12.6℃、海底11.2℃。
2024年は、
3月2日、海面5.4℃、海底8℃、
3月10日、海底7℃、
3月16日、海面9.5℃、海底9℃、
3月23日、海面8.5℃、海底8.5℃、
3月30日、海面9.5℃、海底10℃。
やっぱり、今年は水温が低い。
せっかくデータを取っているのだから、もっと活用しないとダメ。
で、水温が低いなら、そのことを踏まえて、釣りを組み立てないとダメ。
まだまだ未熟。
半遊動仕掛けの底釣りは?
この日、風波が、そこそこあったので、ウキが海面近くにある半遊動仕掛けだと
ウキがフラフラして、アタリを取りにくかった。
1号ウキに、1号オモリをつけて、更に、ガン玉を追加して
ウキを沈めてみたが、それでも、ウキがフラフラ。
道糸がたるんで、張りを作りにくい。
更には、ここでは二枚潮が当たり前。
ウキが浅いタナにあると、底潮とは逆に流れてしまう。
やっぱり、半遊動仕掛けは釣りにくい。
結局、いつもの全層沈め釣りに戻した。
この釣り方が、ここでは一番合っている。
で、この日は、新しいウキ、釣研プログレスチヌ ハイグレードS-4を使用した。
これは、チヌ釣りのエキスパート・木村真也監修「速攻全遊動釣法」専用ウキ。
釣り方は、速攻全遊動釣法として紹介されている。
このウキの特長は、以下の通り。
・そもそも沈めることが前提で設計されたウキ。
・Φ1㎜の細穴径。サシエとウキが必要以上に離れない仕様。
実際使用して、感じたことは
・S-4は沈みやすく、Φ1㎜の細穴径で、使いやすい。
・今回の緑色のウキは、沈めていくと案外に早く見えなくなる。
これから使い込んでいきたい。
道糸とサルカンの結束
これまでPEの道糸とフロロハリスをサルカンで結束していた。
PE側は、漁師結び、またはパロマーノット。
ハリス側は、ダブルクリンチノット、またはクリンチノット、または漁師結び。
PE側には、全く不安を感じない。
一方、ハリス側は、1号や0.8号などの細糸だと、
結束して、締め込んだときに切れることが良くある。
自分が下手だから仕方ないと思って、
これまで繰り返し練習しているが
未だに、締め込んだときに良く切れる。
松田稔さんは、直結派だ。
金属を入れると弱くなるとのこと。
やっぱり、そうなのかも。
サルカンは、結び方が簡単なこと、糸よれを解消できる、ということで
これまで使っているが、意外と糸よれしていることが多い。
だったら、サルカン使用の意味はないかも。
次回は、FGノットで直結にしてみる。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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