5月3日、ツインブリッジのと、島田渡船、クロダイのウキ釣り、春チヌ43~36㎝計7枚
クロダイの釣果
クロダイ43㎝、42㎝、41㎝、38㎝×2、37㎝、36㎝、計7枚
能登長浦、手漕ぎボートウキフカセ、マダイ狙いのつもりが春チヌ7枚
好天のGW半ば、どこに行こうか迷った。この時期、磯釣りでも良いのだが、最近、情けないかな膝が痛い。なので磯歩きがしんどいかも。いつもの島田さんのカセでは小型クロダイが目立っている。なので、先週に引き続き、島田さんのところの深浦側、手漕ぎボートでマダイ狙いの釣りを選択。
5時20分、出船、いざ深浦側の牡蠣棚へ。
この日は一番手前の牡蠣棚の奥側端っこに陣取った。
エサ
マキエは、生オキアミ2角、チヌパワー日本海2袋。いつもの通り、早めに島田さんのところに来て、店が開く前に予め混ぜておいた。釣り場に着いたら、すぐに、マキエをまけるように準備万端に。
サシエは、加工オキアミ。ネリエは、今回も一応持ってきたが出番なし。
道具
竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。リールは、シマノPEG5+1号。
ウキは、いつもと、ちょっと変えてみた。南ウキキングモデル00号。理由は、この釣り場は水深が深い。で水深分を遠投して、ライン一直線のまま、ウキを沈めて釣ろうとした場合に備えて、遠投しやすい重量のあるウキを選択。このウキの重量は、約28g。多少風が吹いても十分に遠投可能。
ハリスは、もしかしたらマダイがいるかも、と考えて、最初はサンラインのブラックストリーム175。ハリは、がまかつチヌ3号。
レポート
先ずは水温測定、13.8℃。まだマダイ釣りには早いのかも。
で、釣り場に着いたら、先ずマキエ。ただカセの上と違って、手漕ぎボートの上だと、踏ん張れないので、まきにくい。なので、自分がこれからウキを投入するだろうポイント、ボート周辺にのみまく。
で、道具を準備。小さいボートの上で竿先に道糸が絡むと、ほどくのが大変。なので、5mの竿を選択。本当はもっと短い竿があればよいかも。がまかつの新プレシードには4.7mがあるので気になっている。
で、道具が準備ができたら水深測定。いつもの通り、水深プラス2ヒロ分のところ、及び、水深プラス3ヒロ分のところにアユ釣りの目印をつける。それにしても、底取りで、ハリに付けたゴム管付き2号オモリがどんどん手前に寄って来る。当て潮か?
で、当て潮が強そうなので、ガン玉は、サルカン上に4B、ハリスに中通しBをつけた。
南北に走っている牡蠣棚の東側にボートをつけたので、東側に向けて、ウキを投入。で、ウキが沈むのを待つが、東から西方向への潮が早い。やっぱり強烈な当て潮で、釣りにならない。
で、チェンジコート。一旦、釣りを止めて、ボートを移動。牡蠣棚の西側にボートをつけた。
で、改めて釣り再開。で、ウキを水深分、遠投して、ライン一直線のまま、ウキを沈めようとするが、潮が早くてサシエが沈まない。
サルカン上にガン玉2Bを追加。00号ウキ、サルカン上にガン玉4B+2B、ハリスにガン玉B、これで、改めて水深分、遠投して、ライン一直線のままサシエが沈むのを待つ。これでもダメ。ウキがどんどん潮に流されるだけ。やっぱりサシエが沈まない。
なので、遠投は止め。作戦変更。ウキを手前に落として、そのまま沈める。で、ウキが潮に流されるのに任せて、道糸を出して、サシエが底に到達するように道糸を緩めながら、張りながら。
やっとサシエが底近くに。で、アタリ。クロダイ、40㎝にちょっと足りない。
でも、釣れるパターンが分かった。同じパターンで、同じくらいのサイズのクロダイ追加。
潮が緩んできた。で、更に同じくらいのサイズのクロダイを、もう1枚追加。
と思ったら、正面からの風が強くなってきた。天気予報は昼前に南西風4mになる予報だった。当て潮も緩んだことだし、またチェンジコート。またボートを牡蠣棚の東側に戻した。
で、せっかくなので仕掛け変更。残念ながら目標のマダイの気配はなさそう。なのでクロダイ狙いでハリスを細くすることに。サンラインの新しいVハード15を試す。ついでにサルカン上のガン玉を2Bと小さく。ハリスには中通しBのまま。
新Vハードについては、まだ、その良さは実感できなかった。ただコスパを考えると、ブラックストリーム70m巻きに対して、新Vハードは50m巻き。価格は新Vハードが若干割高。
潮が緩んだので、ガン玉を軽くしても、十分にサシエを底付近に届けることができる。しばらく探る。するとアタリ。ちょっと大きい。マスターモデル2チヌL-50は、0号竿の割にはパワー十分。流石がまかつだ。しっかり胴にのせて魚をどんどん浮かせる。
水面に浮いてきた。クロダイ40後半?さあ、たも入れだ。すると外れた。痛恨のバラシ。口切れだ!
まだチヌ針3号だと大きいのか。そう言えば、この日、釣った魚は、どれもハリを飲み込んでいない。口の皮一枚のもいた。魚の活性が高くないので、オキアミをくわえても抵抗を感じるとすぐに吐き出してしまうのかも。
で、ハリをチヌ1号に変更。
派手にバラした後は、しばらくは釣れないのが世の常。改めて根気よくマキエをして探る。でもアタリがない。
で、ハリス変更。ナイロンハリス、ハイコンタクト15に。で、ハリスのガン玉を外して、サルカン上を2B+Bに。ハリス2ヒロ分が、緩い潮でも流れるのをイメージして。
すると間もなく、アタリ。そこそこ強い。クロダイ、40㎝オーバー。
引き続き、クロダイ40㎝足りないのを追加。
今度は、潮が東方向に流れだした。足元にウキを投入して、ウキを潮に流しながら、道糸を緩めて、サシエを沈めながら。底上でアタリ。クロダイ40㎝オーバー。
潮が緩んできて、またアタリがなくなった。今度は、ハリスを新Vハードの12に。
ウキを足元に投入して、沈下速度に合わせて、少しずつ送り出している道糸が、右斜め横に、沈むスピードが速くなった。
合わせると、そこそこ強い引き。クロダイ40㎝オーバー。
13時半納竿。
風が強かったので、手漕ぎボートで戻れるか、少し心配だったけど無事帰港。
考察
手漕ぎボートでのマダイ狙いの課題2
先週、考察した課題について、改めて再考察。
- ウキ、仕掛けをどうするか?
- 竿先に道糸が絡むのをどうするか?
- マダイがいるポイントはどこか?
- 風が強いと手漕ぎボートで帰ってこれるか
1.まだマダイを釣り上げたわけではないが、ウキ、仕掛けは、やはりマイナスウキでの沈め釣りが良いと思う。帰ってから道糸の目印位置を調べたところ、この日の釣り場の水深は14ヒロ。14×1.8=25.2m。この水深で、しかも潮がぶっ飛んだり、緩んだり。この条件では、遊動で大きいオモリで一気にサシエを沈める方法も考えられるが、潮流変化への対応、そして、魚のタナの変化への対応を考えると、やっぱりマイナスウキで、潮流に合わせてガン玉重さを調整して、ウキを沈めて底付近を探る仕掛けが最適だと思う。
2.竿先に道糸が絡む問題に対しては、5mの竿でもボートの上で、竿先に手が届くことが分かった(この日、1回だけ竿先に糸が絡んだ)。なので、5mの竿でも良いが、できれば、もう少し短い4.7mがあると、もっと手返しが早くなると思う。
3.この日、マダイと思われるアタリはなかった。こればっかりは試してみるしかない。
4.この日、帰り際に風速3~4mの風があったと思われる。この風ならば、何とか大丈夫そう。でも、手漕ぎボートの漕ぎ方は、もう少し勉強した方が良いかも。で、天気予報には十分に注意が必要。
これから水温上昇に伴い、どんどん魚の活性が上がって、釣りがどんどん楽しくなるシーズンに突入する。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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舞台は気まぐれな潮の瀬戸内海・広島湾。刻一刻と変化を続ける海況のなか、「チヌの天敵」の異名をとる鬼才が本領発揮!立て続けに絞り込まれる竿に呵呵大笑!
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