6月5日、能登穴水、イカダでのクロダイ&マダイ狙いのウキフカセで、まるぼうず
クロダイの釣果
マルボウズ。かなしい。
能登麦ケ浦、マダイ狙いウキ釣り、一瞬のチャンスをつかめず丸坊主
今週は土曜日に金沢百万石まつりがあったので、魚釣りは日曜日に。
天気予報では、雨は降りそうにないけど、風が強そうなのが気になる。でも麦ケ浦は入江になっているので、それほど強風にならないことを期待。
で、先週は何がかかったのか分からないけど強烈な引きで高切れがあったので、もしかしたらマダイが来ているかも?と気合を入れて早朝の、のと里山海道をひた走る。
エサ
マキエは、生オキアミ1角、ボイルオキアミ1.5角、チヌパワームギスペシャル2袋。
配合エサは、今回から、チヌパワー日本海から、これに切り替えた。これまでは、マキエを積極的に底に届けるようにしていたが、これからは魚を浮かせて釣ろうと、凝集力小さめの、これに変更。
で、チヌパワー日本海が4.5㎏入りなのに対して、チヌパワームギスペシャルが3.5㎏入りなので、不足分を補うために、念のためにボイルオキアミを多めに持ってきた。
麦ケ浦について、道具を船にのせたら、道辺さんが出てくる前にマキエの準備を。気合いは十分。
サシエは、加工オキアミ、ボイルオキアミ、そしてネリエは、食い渋りイエローと荒食いブラウンを持ってきた。
道具
竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 1.25。リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、南ウキキングモデル0号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2.25号。ハリは、がまかつG-HARD V2真鯛8号。
レポート
5時に真ん中のイカダにのせてもらった。まだ風はそれほど強くない。
まずはマキエをまく。で、合間に道具を準備。
5時半、ガン玉B、G7、加工オキアミで1投目。回収するとエサがない。エサ取りがいる。
加工オキアミとボイルオキアミのローテーション、そして、ガン玉を増やしたり、減らしたり。で、筏の周囲三方、右、左、真ん中をローテーションして探ってみる。
最初にハリにかかったのはグレ。
ごく浅いタナにハリにかからないエサ取りがいて、その下にグレがいる。マキエをまきながら探り続ける。
ボイルオキアミは瞬殺だが、加工オキアミは残ってくるようになった。
何か寄ってきたのか?浅ダナか?底か?
風が強くなった。いつもの二枚潮だ。ウキが風に流されるので、マキエとサシエを合わせにくい。
エサ取りが多くなり、オキアミだと、まったく歯が立たなくなってきた。ネリエを使用開始。
すると、竿先が海面に突き刺さった、アタリ。でも、合わせが緩かったのか、残念ながらハリにかからずバラシ。
振り返ると、このときが一瞬のチャンスだったのかも。
で、この後、ハリにかかるのはグレ。
どこに入れてもグレ。
マキエをまくと、水面にグレが湧いてくるようになってきた。中層でも底でも。
で、最初はオキアミしか食わなかったグレが、ネリエでも食ってくるようになってきた。
もはやこれまでか?
風がどんどん強くなるので、ウキをGTR L-00号に切替。
で、最後のあがきで、あっちこっちの牡蠣棚際の底を、ネリエを引きずるイメージで探ってみた。
ようやくアタリ…急いで巻き上げたが遅かった。牡蠣の真下に入って動かない。丸坊主にはなりたくない、なんとか取り込みたいと、引っ張ったり、緩めたりして、粘ってみた。でも、どうあがいても出てこない。
で、結局PEラインがズタズタに擦れて高切れ。
12時納竿。
相変わらず未熟。もっと勉強しなければ。
考察
いろいろ思ったこと
・サシエは、オキアミか?ネリエか?
去年の今頃の記事を振り返ると、同じようにグレが湧いてくるようになって、ネリエを使い始めている。
今年は、たまたま、これまでに浅ダナで良型が釣れたので、いまだに加工オキアミやボイルオキアミをサシエにしていたが、そろそろネリエ釣法の時期かも。
この日は実際、浅ダナに大型魚の気配はなく、アタリがあったのは深ダナ。大型魚がマキエを追いかけてエサ取りが散ってしまう状況になれば釣りやすいが、この釣り場では、エサ取りのグレの下に大型魚がいる場合がありそう。なので、これからはネリエ釣法に切り替えようと思う。
・ウキの選択
風が弱いうちは0号ウキでも釣りになった。でも、やっぱり風が吹くと二枚潮になって、どうしても、00号ウキの出番が必要となった。だったら最初から00号ウキにしたらどうかと思うところ。でも、これから魚の活性が上がって、浮いてくるようになると、00号ウキでは沈み過ぎ。やっぱりこの釣り場では、0号ウキと00号ウキの使い分けは仕方ないのかも。
・牡蠣棚際狙い
去年の経験から、夏のクロダイは牡蠣棚際で釣れることを学んでいる。もうそんな時期になったんだろう。牡蠣棚際で食ったクロダイはハリにかかると、一気に牡蠣の下に突っ込んで行く。なので、バラしも多いかもしれない。でも、これがまたスリル満点で面白い。これからは積極性に牡蠣棚際を狙おうと思う。
・長浦カセ(和倉側)でマダイの釣果
島田渡船さんのページで、この日、マダイの釣果があった。島田さんに聞いてみると深浦側でなく和倉側のカセで、牡蠣貝で釣れたらしい。こっちで大型マダイが釣れたのは、はじめてとのこと。自分も今まで何回か、年無チヌよりもはるかに強い引きの魚がかかって、バラした経験がある。それを島田さんに言うと、こっちにマダイはいない、と一点ばりだったが、やっぱりこっちにもマダイがいたんだ。
これまでマダイ狙いの釣りをするのに、長浦の場合、手漕ぎボートを漕いで深浦側に行かなければいけないこと、そしてボートの上での釣りが不安定なことから、やむを得ず穴水麦ケ浦に通っていた。でも長浦のカセでも、普通にマダイが狙えるならば、選択肢は麦ケ浦だけではなくなる。なので来週は久しぶりに長浦に行こうと思う。
おまけ
金沢百万石まつり2022
2022年6月4日、3年ぶりに金沢百万石祭りが開催。14時金沢駅を出発、武蔵、尾山神社前、香林坊を通って金沢城に入場する百万石行列をのんびり見学。コロナ感染対策なのか、例年よりも今年は、少し静かだったのかな。でも、やっぱりこの時期は、これを見にこないと、しっくりこないって感じです。
毎年6月の第一週目の週末に開催されます。石川県外のチヌ釣りファンの方は、百万石祭りと能登のチヌ釣りをセットにした石川観光旅行は、いかがでしょうか?
コメント