2023年12月2日の釣果
クロダイ35~30㎝×9尾。
サイズはイマイチですが、2023年通算295尾まで来ました。
今年300尾達成まであと5尾。ガンバロー!
釣行前にチェック
釣行日は、2023年12月2日(土)。
潮周りは、中潮。
405満潮、1235干潮。
釣りの時間は、ずっと下げ潮。
気圧配置は、冬型が緩んだ状態。
等圧線の幅が広いので、強くはないが、北風が吹きそう。
天気予報は、雨。
前半、雨量1㎜と少し多くて、その後、小雨になりそう。
風は、ずっと北風で3m。
4mが続くようなことはないので、多分、ボートは大丈夫だろう。
この日の作戦
この日、島田渡船さんで手漕ぎボートのウキ釣り。
前回釣行で、タナは底ではなく、中層と思われた。
中層でかかった、引きが強い魚をバラしてしまった。
なので、この日は、中層狙いで、水深を意識して探ってみる。
課題は、2点、マキエの同調とハリス切れ。
さあ、これでマダイが釣れるかどうか?
実釣記録
ポイント
荷物は、竿ケース、バッカン二つと道具入れ一つ。
カセと違って、ボートの上は狭いので、荷物は少なめに。
夏なら、これにクーラーを追加する程度にしている。
で、このボートに乗りこんで、出港。
外に出るまでは、オール1本で漕いで行って、
外に出たら、体制を整えて、オール2本で漕いで行きます。
7時15分、ポイント到着。
ここで、アンカーを沈めた。
北風が強くて波立っていたので、ここに来るまでに手こずって、15分くらいかかった。
北風3mの予報だったけど、思った以上に波が高く、揺れが大きい。
大丈夫だろうか?
エサ
エサは、オキアミとチヌパワー日本海。
前半後半で、×2。
サシエは、オキアミ。
で、ポイントについたら、先ずマキエを混ぜて、
そして、まき始める。
それから、道具の準備にかかる。
タックル
竿は、がま磯マスターモデル2チヌ L-50。
リールは、ダイワタトゥーラSV TW。
道糸は、シマノピットブル4 0.8号。
ウキは、キザクラGTR LL000。
ウキ止めなしのスルスル仕掛け。
ハリスは、シーガーグランドマックス1.5号。
海水温
海面の水温は、13.8℃。
海底の水温は、14℃。
朝の気温は4℃だったので、海水は暖かい。
改めて見ると、気温と海水温との差が、10℃もあるのにはビックリ。
実釣
この日は、中層狙いで、水深を意識して、探ってみるつもりだったので、目印を改良。
これまでは底取りをして、道糸に底の目印を1つだけ付けていたが、
この日は、底からリールを14回転、巻き取って、底よりも上、10mにも目印をつけた。
このポイントは、水深30mあるので、水深20mとなる。
8時12分、オキアミをサシエにして、釣り開始。
8時21分、ちゃりこ。
8時50分、チンタ。
9時、チヌ30㎝ギリ。
9時12分、ちゃりこ。
9時23分、ちゃりこ。
9時52分、クロダイ30㎝ちょっと。
10時6分、ちゃりこ。
10時15分、チヌ30㎝ギリ。
10時28分、クロダイ30㎝ちょっと。
10時40分、チンタ。
10時56分、チンタ。
11時3分、チヌ30㎝ギリ。
11時17分、クロダイ30㎝ちょっと。
11時33分、チンタ。
11時40分、後半マキエ開始。
これ、マキエを混ぜた後に、一旦、押し固める。
で、これを少しずつ削って、まいていく。
こうすると、オキアミが一気に沈下する。
なぜこうするか?
鳥対策だ。
少しでもオキアミが海面に漂っていると、鳥が群れてきて、
狂ったようにオキアミに食いつくので、道糸に絡まるおそれがある。
オキアミが一気に沈下すれば、鳥もあきらめるので。
11時46分、チンタ。
12時17分、クロダイ30㎝ちょっと。
12時40分、チンタ。
12時46分、チンタ。
12時53分、ちゃりこ。
13時3分、クロダイ30㎝ちょっと。
14時2分、チンタ。
14時10分、クロダイ30㎝ちょっと。
14時22分、ちゃりこ。
14時59分、ちゃりこ。
14時59分、納竿。
朝は、北風が強く、雨もしとしと降っていたが、
後半は、風が弱まり、雨も小雨となり、ラクチンになった。
終わってみれば、良い釣り日和でした。
この日の振り返り
サシエとマキエとの同調のやり方
チヌパワー日本海は、マルキューのWEBサイトでは、
10秒間に約3.0mの高速沈下、となっている。
とすると、9m沈下は30秒後、12m沈下は40秒後、15m沈下は50秒後。
これをもとに、マキエとサシエを同調させために、以下のようにした。
例えば、先ず、サシエを12m沈めて、そこで止める。
そして、マキエをする。
で、40秒カウント。
その時点で、マキエとサシエが、同じ深さにあると仮定。
このあとに、サシエを、また沈めていく。
縦方向については、このようにサシエの深さと、マキエ投入後の時間で合わせる。
横方向については、表層流、底潮など、横方向の流れを読んで合わせる。
海の中は見えないので、あくまでも想像で、合っているかどうかは分からない。
でも、魚釣りには、このような仮説、検証の繰り返しが必要だと思っている。
中層狙いのやり方
この日、中層狙いで、水深を意識して探ってみた。
浮いていそうならば、例えば、サシエを12m沈めて、そこで止めて、マキエ投入、カウント40。
その時点で同調したと考えて、そこから落とし込んでいく。
深そうならば、例えば、サシエを21m沈めて、そこで止めて、マキエ投入、カウント70。
その時点で同調したと考えて、そこから落とし込んでいく。
この日、少し型の良いのは、すべて中層。
底は、ほぼちゃりこ。
やっぱり、中層狙いが正解。
気温が下がって、水温も低いものと決めつけていると、釣れないような気がする。
引き続き、中層狙いで、水深を意識して探ってみようと思う。
バラシ対策
この日、強い引きの魚がかかって、2回バラシた。
マダイかもしれない。
過去、穴水でマダイを釣った時に、やはり同じように、その前の何回かの釣行で、
バラシを繰り返した。
マダイは、クロダイに比べて引きが強いので、チヌ釣りよりも太仕掛けが必要なのだ。
この日は、サルカンを止めて、PEラインとフロロハリスを、FGノットで直結にした。
でも、1回目のバラしは、鈎のチモト切れ。
ハリス1.5号は、少し弱いのかもしれない。
もう1回のバラシは、口切れ。
マダイの口は、固いので、鈎が刺さらなかったのだろう。
合わせが弱かったかもしれないし、やはり、チヌ鈎でなくマダイ専用鈎が必要なのかも。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
ボート釣りでの注意事項
ボート釣りの場合、できるだけ水分を取らないようにしている。
なぜならば、ボートの上での立ちしょんは、かなり危険だから。
カセと違って、小さいボートは、揺れが激しい。
立ちしょんする場合、ボートの端っこに立ってやらないといけないが、
ボートの揺れが激しいと、バランスを崩しかねない。
普段なら、ほぼ波がないので、他の船が通過したときに発生する波さえ注意して、
波がないタイミングを見計らって立ちしょんすればよいが、
この日のように北風が強いと、波がない、揺れていないタイミングがない。
なので、ボート釣りの場合、できるだけ水分を取らないようにするのが肝要です。
ボートに挑戦する人は、参考にしてください。
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