この記事は「チヌ釣り完全ガイド」の実釣データの一部です。
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■ 2026年2月28日、クロダイ釣りの釣果

あさイチ、アタリがなく、食い渋りの状況に苦戦。
それでも、あちこち回って、三か所目で、
しつこく、サシエを持ち上げて、底に這わせてを繰り返していると、待望の大物のアタリ。
ところが、もう少しのところで、チモト切れの痛恨バラシ。
後は小型チヌがポツポツ。
大物は取れずに、30㎝級のクロダイ6尾のみの釣果となりました。
敗因を分析します。
■ 釣行データ
- 釣行日:2026年2月28日(土)
- 場所:カセ釣りの島田さん(能登長浦)
- 潮回り:中潮。7時11分干潮、15時25分満潮。
- 時間帯:7時~14時半
- 天候:晴れ時々曇り
- 気温:9.6℃
- 風:北風5.8m
- 水温:10.5℃(先週9℃)
- 状況メモ:
先週、よく釣れた深浦側(水深が深い)は、この日、北風5m超の予報で、風波が強くて釣りにくそうだと思って、あきらめ。
一方、今週、瀬嵐側のカセ(水深が浅い)で、年無クロダイが釣れていた。
なので、この日は、そのポイントで大物チヌ狙い。



■ 使用タックル
- ロッド:がま磯アテンダーⅢ1-5.0
実は、先週、マスターモデル2チヌL-50の穂先を折ってしまった。
この時期、最強の相棒なので残念で仕方ない。
で、この日、アテンダーⅢをチョイス。
果たして、この選択が良かったのか?
- リール:ダイワ、18銀狼LBD
最近は、ベイトリールでなく、スピニングを使っている。
ベイトリールは、どのタナで食ってくるか分からない状況ではありがたい。
でも、この時期のチヌは、ほぼ底で食ってくるので、ベイトリールを使う意味がないのだ。
なので、ラインを出しやすいスピニングにしています。
- ライン:サンライン、マスラード、1.75号
サンラインの新製品、NEW磯スペシャル マスラードを試した。
メーカーサイトでは、以下のように書かれています。
使ってみて、意外にも、ラインがよく見えたのにはビックリ。
特徴
計算し尽くされた機能性とマーキングシステム。
ワンランク上の釣りへ、マスラードが導く。潮馴染みの良さを高める親水性、道糸の操作性を高める撥水性。相反する2つの特性を独自技術「プラズマライズ」 で両立。ストレスがかかる強風・激流下でも意図したタナへ仕掛けを送り込むためにさらなる進化を遂げました。 原糸は「強さと粘り」に定評のHMWナイロン原糸を採用。初代マスラードから続くピンクカラーをベースに、ブラックで挟んだ ダークグリーンを加えた新たなマーキングシステムで、視認性がさらに向上。マスラードが釣りの制度をワンランク上へアップデートします。
久保野孝太郎。マーキングラインへのこだわり。
前回のマスラードⅡを発売した時点で次のモデルチェンジではマーキングを入れようという考えを持っていた久保野孝太郎。 最初は1mや1.5mの部分に見える色を入れてみたが、見えるからマーキングラインとしては成り立っている。だが見た目がカッコ悪く、気に入らなかった。 しかも、そのようなパターンの道糸は他にも存在し何か違いを出したかった。マークの色を逆に見えない黒など・・・・。 そして、色々とやっているうちに久保野はある疑問をいだく。 マーキングの長さは30や50cmのパターンが大半だがそれより長いもは無く、1mや2mもあってもいいんじゃないか?と。
そこで、ベースのピンク3mに対してダークグリーン2mというパターンを試しに造ってみたところ、これがハマった。通常ピンクは見える色では無いが、「エクスパンションエフェクトカラー」を搭載した マスラードのピンクは海面下まではそれなりには見える。その後にダークグリーンが来るが、この色は本当に見えない。よってピンクの道糸が途中で切れて無くなったかの様に見える。そして2m空いてまたピンクが現れる。 本来は「見える」ことを目的としてマーキングを使うが、久保野は「見える」という部分を除外して異端な道糸に仕上げていった。 一色一色が長いためガチャガチャしていなく単色道糸とマーキング道糸の中間的な感じで落ち着きがある。まさに久保野が求めていた色合いだ。
通常のマーキングラインとは異なる意味合いを持たせた新生マスラード。この道糸の使い方として、ハリスとはダークグリーンの部分で結束することを推奨。 見えないハリスの上に突然、派手な道糸が現れたら魚も警戒するので、目立たないダークグリーンにすることでステルス効果があるとのこと。 あれほどにも見えないダークグリーンのため魚からも見えないはず。2mという長さもそのような部分で意味があるようだ。
- ウキ:キザクラ、大知遠投60 L-000号
- ハリス:シーガーグランドマックスFX1.2号。
- 鈎:がまかつゼロホール、尾長くわせ7.5号

■ エサ
- マキエ:オキアミ3kg、チヌベスト2袋、チヌパワームギスペシャル1袋
- サシエ:加工オキアミ

チヌパワームギスペシャル1袋、加工オキアミ
■ 実釣レポート
序盤の状況





6時33分出港。
あさイチ、牡蠣上げ船が作業していたので、先ずは、そのポイントに。
ツインブリッジから2ブロック目。
でも、そこでは全くアタリなし。
中盤の展開
次に、もう1か所、牡蠣上げ船が作業していた場所に。
ツインブリッジから1ブロック目の岸側。



ポツポツとアタリがあったものの、30㎝級のみ。
後半は?



10時32分、3番目のポイント。
島田さんによると、ここが今週、年無チヌが釣れていたポイント。
先ずは、マキエ。
新たなポイントに入って、最低10分間は、サシエを入れないで、マキエに専念するようにしている。
底取りをして、目印位置を調整。
1投目投入。
サシエを底に這わせた。
しばらく、そのままにして、その後、持ち上げて、潮に流して、また底に這わせた。
底潮が、ほどよくツインブリッジから和倉方向に向かって流れていた。
底に這わせたサシエが触られているのを感じた。
サシエを持ち上げて、潮に流して、また底に這わせた次の瞬間、竿先が入った…
強い。
先ずは底から引き離した。
無理をしないように、巻いては、出して、を繰り返した。
それでも、最後の反撃を食らった。
強烈に締め込まれて、ハリスが伸びて切れるのが分かった。
プッツーン。




その後は、ちびっ子クロダイ。
14時半、納竿。
■ 釣果と考察
この日の敗因を以下のように分析します。
先ず、バラしについて。
先週は、以下のバラし対策を行って、バラシゼロだった。
- 牡蠣貝の際でかけても、むやみに牡蠣貝から引き離そうとしない。
- そこそこ引くクロダイを釣った後は、必ず鈎を結び直す。
でも、この日、チンタ28㎝を釣った後、これくらい大丈夫だろうと、結び直しをしなかった。
バラしは、そのあとだった。
チモトのハリスは、魚を釣れば、少なからず伸びるだろう。
一度伸びたハリスは戻らない。
そしてその部分が弱くなると考えられる。
1.2号ハリスを使うならば、鉤の結び直しは必須。
それを怠ったのが敗因の一つ。
また、この日、使った鉤は、がまかつゼロホール尾長食わせ7.5号。
チモトは、ダブルクリンチノットで結束した。
これが怪しいと思っている。
ダブルクリンチノットでは、何となくキレイに結べない。
ただ、がまかつの推奨している三つの結び方が何となく信じられなくて、違う結び方をしていたのだ。
でも、かえって、これが悪かったように思う。
改めて、がまかつのゼロホールの動画を見ると、かなりのテスト期間を経て、発売されたようだ。
結び方も当然テストされての結果のはず。
なので、違う結び方をしてはいけなかったのだ。
これが二つ目の敗因。
もう一つは、竿の選択が悪かった。
アテンダーIIIの1号は、かなり強い竿だ。
後で冷静に振り返ると、この時期、1.2号ハリスをつけて釣る竿ではない。
以上がバラしの敗因と考える。
ほかに場所選びにも問題があったと考えている。
1月は浅場で良型チヌを釣っていたので、浅場に拘りを持っていた。
七尾湾情報の水温データは以下の通りになっています。


月推移のグラフでは、2月になって、これまで高めに推移していた水温が平年並みになったことが分かります。
また、鉛直分布のグラフでは、水深10mの水温が、1月までは高かったのが、2月になって低下していることが分かります。
このデータを見れば、1月は深場でチンタが釣れるので、浅場が良かったのが理解できます。
以下の釣果の原因も納得できます。
1月真冬の寒チヌ釣りは、深場でチンタ、浅場でチヌ、再度検証できました
1月チヌ釣りは、水温が高いためか、深場でチンタ、浅場でチヌ40㎝
ところが、2月になると、海の底まで水温が低下している。
なので、もはや浅場が良い状況ではないことが分かります。
岸際の浅場に拘らず、もっと色々なポイントを探るべきだった。
実際、この日、1番沖のカセで良く釣れていた。
また浅場を釣る磯釣りも良かったようだ。
季節が変わって海の状況が変われば、その状況に合わせて最適な釣りをしなければならない。
同じことをしていたらダメ。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。
■ まとめ・次回へのメモ
- 事前にゼロホールの結び方を徹底的に練習する。
- 浅場から深場、岸際から沖、広くポイントを探る。
- そこそこ引くクロダイを釣った後は、必ず鈎を結び直す。

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