能登長浦チヌ釣り、オキアミで40㎝オーバー5尾を含む良型9尾。チンタ対策は…

ボート釣り

2025年3月1日、クロダイ釣りの釣果

クロダイ44㎝、43㎝、41㎝、40㎝×2の

40㎝オーバー5尾と、

39㎝、36㎝×2、35㎝、

合計9尾。

今週末も、カセ釣りの島田さんでは、ほかの釣り客も、

クロダイをたくさん釣っていました。

能登長浦の牡蠣棚は、寒チヌ爆釣って感じです。

釣行前にチェック

潮周りは、大潮。

干潮、10時18分。

満潮、16時7分。

釣りの時間帯は、干潮で一瞬潮が止まるが、

それ以外では、いい感じで潮が動いてくれそう。

予想気圧配置は、概ね高気圧。

 

天気予報は、晴れ。

最高気温は、14℃。

風は微風で、絶好の釣り日和になりそうで

気合が入ります。

この日のチヌ釣り作戦

先週は、寒波のため釣りは、お休み。

その前の週は、クロダイ40㎝オーバー3尾を含む11尾で、

自分以外の釣り客も、クロダイをたくさん釣っていて、

能登長浦は寒チヌ最盛期って感じ。

なので、この日も能登長浦、

カセ釣りの島田さん一択。

この日の作戦は、以下の2点。

1.小鈎使用。

この時期、食い渋りは明らか。

なので、最初から小鈎を使って、

とにかく、チヌの口の中に鉤を入れる。

2.チンタ対策。具体策は以下の2つ。

①浅場狙い

先々週の釣りで、水深が浅い場所にはチンタはいなかった。

この仮説を再度、検証する。

②底上狙い

これまでの経験から、底にチンタがいても

底よりも少し上には、良型のチヌがいる。

この仮説を、検証する。

この作戦で、この日の目標は、年無しクロダイ3尾。

ガンバロー!

クロダイ釣りの記録

エサ

マキエは、いつものオキアミ1角、アミ2角。

配合エサは、チヌベスト2袋、チヌパワームギスペシャル1袋。

前半後半2回に分けてマキエを作る。

サシエは、加工オキアミLサイズ。

タックル

竿は、シマノリンカイスペシャル1.25号。

この竿は、最近、お気に入り。

軽いし、かつ、曲がりが良い。

リールは、ダイワタトゥーラSVTW。

道糸は、東レ銀鱗XO 1.75号。

これまではマダイを意識してPE1号だったけど

今は狙いはクロダイのみ、なのでナイロン1.75号。

ナイロンは、結束が簡単なので、取り扱いやすい。

ウキは、キザクラタイドドミネータ00000号。

新しいウキに挑戦。

ハリスは、先発シーガーグランドマックスFX1.5号。

鉤は、がまかつゼロホール尾長くわせ7.25号。

それでも、2回投入した後で、

キザクラIDR DearG CORESSA 000号にウキを変更。

詳細は後述する。

海水温

海面の水温は、9℃。

まだまだ海水温は低い。

実釣レポート

6時10分、手漕ぎボートで出港。

6時35分、ツインブリッジから4列目の牡蠣棚で漁師さんが、

牡蠣上げをしていて、丁度、作業終了していたので、

その近くの牡蠣棚にボートを付けた。

6時48分、マキエ開始。

7時25分、オキアミをさして1投目。

その後、ウキを変更やら、ライントラブルやらで、モタモタ。

8時17分、クロダイ43㎝。

8時30分、チンタ。

8時39分、クロダイ40㎝。

9時4分、クロダイ39㎝。

9時13分、クロダイ36㎝。

9時31分、クロダイ44㎝。

9時49分、クロダイ36㎝。

10時28分、場所移動。

そこそこ釣れたけど、アタリが遠のいてきたので。

10時39分、ツインブリッジから2列目の牡蠣棚に移動。

10時53分、後半マキエ開始。

11時19分、クロダイ41㎝。

11時54分、クロダイ40㎝。

12時49分、チンタ。

12時56分、チンタ。

13時2分、チンタ。

13時16分、ハリスを1.2号に落とす。

13時28分、クロダイ35㎝。

14時3分、納竿。

寒くなく、風も弱く、穏やかな一日で、良い釣り日和でした。

その上、上手くチンタをかわして、

良型クロダイを揃えることができてラッキーでした。

チヌの捌き方

この日釣れたクロダイのうち、40cmオーバー5尾と39cm、

計6尾をお持ち帰り。残りは、海の上で元気なままリリース。

6尾うち、2尾だけ、わが家に持ち帰り、

残りは、知人に、おすそ分け。

で、今回、自分でチヌを捌いている様子を、

写メで撮ったので、ご紹介します。

釣った魚を持ち帰るにあたっては、

血抜き、脳天締め、をして、

このようにチャック袋に入れて、

クーラーで冷やして持ち帰ります。

チヌを捌くときの道具は、こんな感じ。

右から

1.がまかつ鱗取り

2.ハサミ

3.チラシ、チャック袋

4.ステンレスボール、包丁、ペーパータオル

トランクタックルトレーに、チラシを敷いて、

この上でチヌを捌きます。

チラシを敷くのは、後で、鱗やら臓物を

チラシにくるんで、捨てると、

捨てやすいし、あまり汚れない。

先ず、鱗取り。

がまかつ鱗取りを使うと、包丁でやるよりも超簡単。

秒で鱗が取れます。

これは、おススメです。

この後、包丁で、お腹を切って、頭も切って、臓物を出します。

更に、ハサミで尻尾も切ってしまいます。

その後、捌いた魚を、ステンレスボールに入れて水で水洗い。

最後に流水で洗って、ペーパータオルの上に置きます。

ペーパータオルで、水分を、しっかり拭き取ります。

最後に、ペーパータオルでくるんで

チャック袋に入れて、冷蔵庫に。

少し寝かした後に、お刺身にします。

チラシにくるんだ鱗、臓物は、

このようにチャック袋に入れます。

こうすれば、捨てるのは簡単。

そして、使った道具を、まとめて水洗い。

以上で、始めてから約30分で作業完了。

今の時期は、夕方暗くなるのが早いので、

釣りの翌朝に捌きます。

でも、これから日が長くなって、夕方明るくなると、

釣りから帰ってからでも短時間でできます。

ぜひ参考にしてください。

この日のチヌ釣りの振り返り

チンタ対策

自分の釣りでは、常に意識して、チンタを釣らないようにしている。

チンタを鈎にかけると、警戒心の強い大型チヌは散っていくだろう。

そうなると、大型チヌを取る確率が減ってしまう。

なので、チンタしか釣れない場合は、その日は、運が悪かった、

とあきらめるのではなく、

徹底的に対策を考えるべきだと思う。

以下は、私が考えているチンタ対策です。

①ポイント変更

チンタがいるいないに、ポイントの影響が大きいのは明らか。

水温なのか、潮なのか、そこはハッキリ分からない。

なので、チンタ対策には、ポイント変更が有効。

そういう意味で、手漕ぎボートでの釣りは、

すぐに移動できるので絶対有利。

ただ、ポイント変更の前に、

以下、②③の釣り方によるチンタ対策をやってから。

実際、ポイント変更のタイミングの見極めは、とても難しい。

なお、この日の作戦、浅場にはチンタはいない、

という仮説については、

浅場でもチンタが釣れたので、仮説は正しくなかった。

単に浅場、深場でチンタがいるいないは言えない。

引く続き、チンタがいるいないを見極める方法がないのか

検討していきたい。

②底上狙い

これまでの経験から、底にチンタがいても

底よりも少し上には、良型チヌがいる場合がある。

マキエをしたときに、マキエを競い合って

浮いてくるのが良型チヌ。

一方で、マキエを競い合えない小さな個体のチンタは、

底でこぼれてくるマキエを待っている。

なので、底にチンタ、底上に良型チヌ

がいるとイメージしている。

釣り方は、単に、底上にサシエを置いて、

それをチヌが食ってくるのを待っているのではなく、

マキエとサシエを同調させて、底上にサシエを沈めていくのが肝。

なお、この日の作戦、底よりも少し上には、良型のチヌがいる、

という仮説については、仮説通りだった。

後半、チンタばかりになった時は、底上でのアタリがなくなって、

そして、そのままサシエを底まで沈めると、

チンタに食われたって感じ。

その時点で、良型チヌがいないと考えて、

別のポイントに変われば、もう少し釣れたかもしれない。

③マキエを待っているチヌ狙い

この方法は、去年の夏チヌ釣りで上手くいった方法。

寒チヌでは、まだ成果はない。

しばらくの時間、あるポイント1カ所に、マキエをして釣っていて、

その後に、そのポイントのマキエをストップ。

別のポイント1カ所にマキエをする。

そのときに、警戒心のないチンタは、すぐにマキエについていく。

一方で、警戒心の強い大型チヌは、

しばらくは、先にマキエをしていたポイントにとどまっているのをイメージ。

そのタイミングで、先にマキエをしていたポイントに、サシエを投入すると、

チンタを避けることができて、大型チヌに食わせることができる。

チンタは、チヌ釣りの最も厄介なエサ取りだ。

ここに挙げた方法以外にも、もっと色々な、やり方はあると思う。

まだまだ未熟。

もっと勉強しなければ。

デカくて、沈むウキ

デカくて、沈むウキが、今話題になっている。

猪熊さんの釣研エイジアLLCだ。

使い方については、例えば、こんな動画が出ています。

ただ、このウキはオレンジ色しかない。

自分は黄色のウキが好きなので

キザクラタイドドミネータを購入した。

スペックは、以下の通り、ほぼ同じだと思っている。

<サイズ>

・タイドドミネータ:φ39.1mm×高さ44.9mm

・エイジアLLC:最大外径38mm×全長47mm

<重量>約40g

<浮力>

・タイドドミネータ0000号・エイジアLLC沈め4:‐B

・タイドドミネータ00000号・エイジアLLC沈め5:‐BB

これまで、000号ウキで、落とし鉛のガン玉を調整して、沈め釣りをしていたが、

このウキがあれば、落とし鉛不要で、沈め釣りをできると考えて初挑戦。

で、今回、実際に使ってみて、以下のような印象。

・00000号でも、意外に沈みが遅かった。

・アタリがあっても、食い込まなかった。抵抗が大きいのか?

もしかしたら、デカくて、沈むウキは、

食い渋り時期には良くないのかも。

もう少しチヌの活性が高くなったら、再挑戦しようと思います。

YouTube公開

今年1月に、穴水でクロダイ48㎝を釣った時の動画を公開しました。

あさイチの1投目で、ラッキーな1尾でした。

是非、見てください。

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